外生菌根を形成する植物の属(国内)

マツ科 Pinaceae
マツ / Pinus  (注1)
トウヒ / Picea
カラマツ / Larix  (注1)
トガサワラ / Picea
ツガ / Pseudotsuga
シラビソ / Tsuga
カバノキ科
カバノキ / Betula
シデ / Carpinus
ハシバミ / Corylus
アサダ / Ostrya
ハンノキ / Alnus
ブナ科
シイ / Castanopsis
ブナ / Fagus
マテバシイ / Lithocarpus
クリ / Castanea
コナラ(アカガシ亜属含む) / Quercus (subgen. Cyclobalanopsis
タデ科
ムカゴトラノオ / Persicaria vivipara
マメ科・ネムノキ亜科
アカシア / Acacia s.stricto (Phyloidina group)    (注3)
ヤナギ科
ヤナギ / Salix
ヤマナラシ / Populus
バラ科
チョウノスケソウ / Dryas
アオイ科
シナノキ / Tilia
ツツジ科・イチゴノキ亜科   (注4)
クマコケモモ・ウラシマツツジ / Arctostaphylos, Arctous
ツツジ科・イチヤクソウ亜科  (注5)
ウメガサソウ / Chimaphila
イチゲイチヤクソウ / Moneses
コイチヤクソウ / Orthilia
イチヤクソウ / Pyrola
ツツジ科・シャクジョウソウ亜科 (注6)
シャクジョウソウ / Monotropa
ギンリョウソウ / Monotropastrum
カヤツリグサ科
ヒゲハリスゲ / Kobresia (注7)


(注1) 宿主特異的なショウロ属やヌメリイグチ属が共生する。
(注2) 窒素固定放線菌フランキアと共生するので、関係する外生菌根菌種の種数が低い。アルポバ属、アルニコラ属といった外生菌根菌種が特異的に共生する。
(注3) 世界中でAM菌を付ける種と、AM菌と外生菌根菌の両方を付ける種が知られている。条件的に外生菌根を発達させると考えられ、菌鞘は未発達で機能していない場合もある。
(注4) アーブトイド菌根。関係する菌種は外生菌根菌。
(注5) アーブトイド菌根(イチヤクソウ菌根)。関係する菌種は外生菌根菌。
(注6) モノトロポイド菌根。関係する菌種は外生菌根菌。
(注7) 常時または条件的に外生菌根を形成する種が報告されている。